金星をはぐくむ
太陽は20日、金星を支配星とする牡牛座に入りました。美しいものを愛でたい時期です。
今、牡牛座には太陽と火星、水星が在泊していますが、19日の新月図では、
双子座8度18分の金星と牡牛座8度0分の水星が、ミューチャルレセプション、支配星交換の関係でした。
それぞれ数え度数の9度、数霊的にも響きあう場所で起こったこの支配星交換は、
善き言葉、善き思念、美しい思いの交流に重なります。
時には誰かに小さな花束を贈るのもいいかもしれません。言葉の花束も素敵ですね。
金星は新月に対してタイトなノヴァイル(40度)、ハーモニックス9のマイナーアスペクトをとっていました。
ノヴァイルのアスペクトは、強烈な働きかけこそありませんが、結び付ける二つの天体を互いに肯定し、
育むような印象があります。きれいなものを身近においたり、おいしいものを食べたり、
音楽やよい香りを楽しんだりするのは金星に養分を与えてあげる王道。
内なる魅力を育て、金星を通じて人とのつながりを作る助けになります。
好きなものや好きな音楽、ペットの話ですごく仲良くなれた、みたいな経験、ありませんか?
「いいなあ」「いいよね」を通じてつながる関係はとても素敵なもの。
牡牛座での五感に基づいた美や楽しさ、気持ち良さという経験があってこそ、
次のサイン双子座でのコミュニケーションも弾むんですね。
ノヴァイルの太陽と金星。五感の美に関わる体験の厚みを増すこと。
自分を大事にすること。セルフ・エスティーム、健全な自己肯定感をはぐくむこと。
それらすべてが、最終的に『愛し愛されること』を支えていく土台になるんだろうな・・・
19日の新月のチャートにこんな思いを抱いていました。
画像は八重咲きのチューリップ"ラ・ベル・エポック"。
良き時代、という名前ですが、くすんだベージュピンクにほのかにクリーム色が
優美かつちょっぴりデカダンな佇まい。かすかに香りもあるんですよ。
なんだかとても金星っぽいなーと思います。
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