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2015年9月

2015年9月29日 (火)

ルノルマンその後&愛用タロット

気が付けば秋分も過ぎ、今夜は地球に最も近い満月、スーパームーンですね。昼前には牡羊座で皆既月蝕で、私は蝕の太陽や月は(やはりあまりよい兆しとは思えないので)極力見ないようにしているのですが、日本では地平線から上ってきた時点で蝕のあと。なので安心してきれいな月を楽しめました。

さて。先月書いたルノルマン・オラクルカードですが、その後、インディーのカードやゲームを扱うThe Game Crafter で2セット購入してぼちぼち遊んでいます。ただしょっぱな、お近づきのご挨拶で一枚引きしたら、イマイチ反応が・・・。「どんなお付き合いできそう?」という問いに対して答えが「棺」って、やっぱり「箱にしまっておく」ですよね。そっか、観賞用かあ。まあ、今使ってるセットが合っているっていうことだろうし、美しさで選んだのも事実だからそれはそれでいいのですが。

ちなみにLes Vieux Jours Lenormand Cards とThe Lenormand Revolution です。とくにThe Lenormand Revolution がお気に入り。興味のある方は、画像検索してみてくださいませ。

書籍も鏡リュウジ先生の「秘密のルノルマン・オラクル」とSylvie Steinbach さんの「The Secrets of the Lenormand Oracle」を入手しましたが、やっぱりいろんなアプローチがあるんですね。とりあえず後者が比較的平易な英語で読みやすかったので、後半のリーディングの章を読了。彼女はサイキックということで「サイキック能力を伸ばすには」なんてことも書いてあるんですが、それはそれで面白く、カードの読み方も自由で私には合う感じ。「どんなカードをコンパニオンとするか」っていうところと「どういう(誰の)やり方を採用するか」って、めちゃくちゃ重要なことですからね。

Photo_3というのも私、70年代に辛島宜夫先生の「タロット占いの秘密」でタロットに触れたはいいのですが、その後なにをどうトチ狂ったのか「ど・魔術」なオズワルド・ウェルトに走ってしまい・・・たしかに美麗極まりない素晴らしいデッキなんですが、超初心者@ローティーンにはやはりマルセイユ系はハードルが高すぎ、とくに数札に難儀してその後タロットで占うこと自体から距離を置いてしまったのですね。

が、そこから約20年を経た90年代、某石師さんからライダー系タロットの手ほどきを受け、ボイジャータロットやライダー・ウエイトを使うように。その後はLeilah Wendell さんの「Gothic Tarot」や、アルバノ・ウエイトを使っていましたが、ここ数年はKat Blackさんの「Golden Tarot」を愛用しています。

「Golden Tarot」はデジタルコラージュによるデッキで、モチーフがヨーロッパの名画や宗教画などからとられているからなのか、抽象的な、概念のような奥行きが感じられます。「ハートが開く」、とでもいえばいいのでしょうか。不思議とスッと入っていくことができるのですよね。基本的にその時浮かんだ問いについてフリーフォームで引いていくやり方をしているのですが、うまく同調できると本当に状況を切り取ったような札が出たり、ハッとするくらい深い解釈が口をついて出るので「わあ、やっぱりタロットってすごい!」とドキドキしてしまいます。

象徴が象徴として成り立つためには、その背後に集合的無意識の分厚いレイヤーが必要となるかと思うのですが、一筆一筆に祈りや芸術への献身がこめられ、多くの人々の心のうちに共有されている絵画にはやっぱりそういうものがあるんでしょうね。この底無しの想念の海からもっともっとたくさんのイメージを引き出していけるといいなと思っています。

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2015年9月19日 (土)

ここのところの星模様

先日の豪雨は茨城、栃木、宮城などで甚大な被害をもたらしました。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。避難中の方々が1日も早く日常を取り戻されますように。

大きな被害をもたらした鬼怒川の堤防決壊は10日の12時50分ころ。この時の星の状態を見てみると、まずアセンダントの支配星である木星と海王星がオポジションで、これが全体のアンダートーンとなっています。アセンダントに対しては牡羊座の天王星と獅子座の火星がそれぞれタイトなトラインでグランドトラインを形成。火のサインではありますが、エネルギーをスムーズに流し続けるグランドトラインだけに、一度動き出したら歯止めがきかない災害を思わせます。

また、火星と海王星のミッドポイントに蠍座29度の土星があって、これも水害の表示。さらにこの土星は、逆行に向けて徐々に減速し始めていた天秤座の水星と山羊座で逆行している冥王星(1度ちょっとオーブがありますが)ミッドポイントにも近いです。90度でかかわるミッドポイントは火星/木星、そしておそらく引き金の一つとなった太陽/月。火星と木星の組み合わせは「被害拡大」を思わせますね。他にも、アングル、ノード、牡羊ポイントなど影響力の大きそうなミッドポイントが多数成立していました。

土星が蠍座を抜けて射手座に入った18日は、水星が逆行に転じています。毎度おなじみ(?)の水星逆行とはいえ、13日に起こった新月が水星を支配星に持つ乙女座での日蝕新月だったことも考えるとまだまだ不穏な雰囲気。おとといはペルーで大きな地震がありましたが、もうこれ以上何事も起こらないようにと祈りつつ、災害に対する備えも十分にしておかなければと思います。

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今回の災害の映像に2011年の震災を思い出した方も多かったでしょう。私もそうでした。そして、その数年前に知人と交わした会話も思い出しました。

たしか、2008年の春頃だったと思います。 「占星術的にはこれからの世の中ってどうなの」と聞かれ、冥王星が射手座から山羊座に移ったことや、冥王星という天体が形になっているものを壊して更地にしていく種類のエネルギーを持っていること、そしてそれが土のサインである山羊座で力をふるうので、地震や地滑り、火山噴火などが考えられることを話しました。また、冥王星が原子力を司るところからそういった事故や汚染、また山羊座は大きな組織とも関連するので政権交代や政治の混乱もあるかも、など占星術になじんだ方ならば「まあそういうところですよね」というようなありきたりな内容を話したのですが・・・本当に残念なことに、すべて現実になってしまってますね。

今、冥王星は山羊座12度で逆行中。外惑星は年の3分の1くらいは逆行してるので特に「冥王星の逆行中は~」みたいな話にはあまりならないものですが、この期間はずっと前に亡くなっていた方のご遺体が発見されることが多い、なんてことをいう方もいらっしゃって、ちょっと気にしていたら確かにそういうニュースもけっこうありました。逆行の前半が多かった印象ですが、やはり地下にあるものや冥界に沈んだものが浮上しやすい時期なのかもしれません。しかもこの冥王星と長らく支配星交換の関係にあった土星のサビアンのひとつが「ハロウィーンの悪ふざけ」でした。ハロウィーンは東京ではすっかりコスプレイベントになってしまってますが、元々はケルト民族の死者のよみがえりの祭祀、お盆みたいなものですものね。

よみがえりは感情についてもそうだったかもしれません。今月6日までの金星逆行で自分の価値観、何が大切なのか問い直すタイミングも重なったため、「終わったと思っていたことが実は全然終わっていなかった」とか、「もう吹っ切ったと思っていたのにそうじゃなかった」みたいな経験をした人も少なからずいらっしゃったのではないでしょうか。

でもそれは後退でも無駄な感傷でもないはず。すべてのよみがえりは再発見とより深い理解、受容と救済を希求して起こるものだから、大切なのは感情に振り回されず、状況に呑まれず、静かに対処すること。ただそれだけでいいのですよね、きっと。

土星は昨日、蠍座から木星が支配する柔軟サインの射手座に入り、冥王星との支配星交換も終わってずいぶんと軽くフレキシブルになりました。冥王星もあと1週間ほどで順行に転じます。昨年からずっと滞っていた「物事を深いところで作り変えていくエネルギー」も建設的に動き始めるかもしれません。その一方で、水星は来月10日まで逆行し、28日の満月は火のサイン牡羊座での月蝕満月、と波乱含みです。

星模様がめまぐるしく変わっていく秋。太陽系の材料で作られている私たちの肉体やエネルギー体も不安定になりがちです。まずは身近なところ、体を冷やして風邪などひかないよう、気を付けてお過ごしください。

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