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2015年12月21日 (月)

水星逆行のプレシャドウ期間に入りました

昨日12月20日、年明け6日からの逆行に先駆け、「プレシャドウ期間」という時期に水星が入りました。冥王星との合を伴う少し劇的な幕開けです。

この「プレシャドウ期間」、ちょっと聞き慣れない言葉ですよね。実を言うと私も、用語としてはつい先日知ったばかりです。今年鑑定に出るようになってからオーソドックスな読みの復習のため「占星術の基礎」的な本を何冊か読んでいたのですが、その中の一冊、「Llewellyn's Complete Book of Astrology / Kris Brandt Riske」の水星逆行の項に図付きで「この時期がプレシャドウピリオド」みたいなことが書いてあって「あ、この期間をこう呼ぶんだ~」と思った次第。

具体的には「逆行領域と重なる度数域」、つまり「その逆行のお勉強範囲」みたいなところのことで、逆行の前に順行で通る時がプレシャドウ期間、逆行後の順行期間がポストシャドウ期間と解説されています。名前がつくとスッキリ整理できますね。

で、区分はわかったけれど意味や解釈は?となると、残念なことに、Riske さんはそのあたりはあまり詳しく説明してくれてなくて、「例として仕事を探しているなら、プレシャドウ期間のあるタイミングで履歴書を送ると、ポストシャドウ期間で水星が同じ度数に来た時に最終的な結果が得られるよ。逆行中、逆行後のその度数の時にはニュースが舞い込んでくるかもだよ」みたいなことだけ書いてあります。

もしも意識的に使うとするならば「企画」→「検証」→「実施」とか、「リハーサル」→「手直し・仕上げ」→「お披露目」みたいな感じがいいでしょうかね。逆行後の時期にしっかりした結果を出したいことがある場合、逆行前に手を付けておくと、逆行期間でしっかりチェックを入れることができ、ポストシャドウで完璧な仕上がりになる、身に着く、サマになる、というような逆算的手配は可能になりそうです。

ただそうなると、「逆行直前の駆け込み処理」は結局やり直しになるのか??? 大抵の場合、やり直しになる事態を避けたくて順行中にやるわけなんですが。ううむ。

でも確かに、逆行中に起こしちゃうミス以外に、事前にやらかしてた間違いが逆行期間中に露見することはかなりありますから、逆行を控えて慎重さが求められる時期というとらえ方をすることもできるのかもしれません。

特に今回はプレシャドウ期間が年末、仕事始めのあたりでステイション、そこから本格的に逆行となるので、心身のお正月ボケや休み明けの混乱もありそうです。冥王星とのコンジャンクション(12月20日と1月22日、1月30日)で、思い込みの激しさから周囲への目配りや常識的な判断もおろそかになりがちかもしれません。12月22日は冬至、太陽が山羊座に入ってぐんぐん水星に近づいていきます。それによって水星の働きはいっそう見えにくくなりますから、いつもにも増して慎重さや客観的な視点が必要とされそうですね。

ラフに流れを整理するとこんな感じです。(Dが順行、Rが逆行) 

プレシャドウ(12月20日~1月6日)  山羊15~水瓶1

20日水星D冥王星D合 テーマとの接触

逆行期間(1月6日~1月27日)  水瓶1~山羊15 

6日太陽冥王星合、14日太陽水星R合 強い意識化 

22日水星R冥王星D合 テーマとがっつり直面 実際的な見直し行為に迫られる

ポストシャドウ(1月27日~2月15日)  山羊15~水瓶1 

30日水星D冥王星D合 当面の決着や落としどころへ

水星逆行の際の一般的な注意点として、逆行中は誤解や思い込み、連絡のし忘れや勘違いといったコミュニケーション上の問題、情報管理のトラブル、交通の遅延、コンピューターシステムのダウン、契約ミスなどが起こりがちですから、それらを未然に防げるように十分注意をはらい、精神的、時間的、そして体力的にもある程度の余裕を持てるようにして過ごしたいところです。

それに加え、今回は、ステイションの状態(「留」:順行・逆行の切り替わりに天体がスピードを落とす時期)になる2つのポイントのひとつ、山羊座15度には根本的な変化を司る冥王星が在泊していますし、もう一つの方は山羊座と水瓶座のサインの切り替わりにあたります。

社会や組織、現実的な分野を司る山羊座での逆行ですが、出生図によっては個人レベルでも変化への決断が求められるかもしれません。逆行の範囲(今回だったら主に山羊座の後半部分)が自分のホロスコープでどのハウスにあるか。そのハウスに関して「見直し」を迫られそうな事柄はないか。それはどんなふうにしたら改善できそうか。どんなふうになるのが理想か。プレシャドウ期間にはまだ問題の焦点が明らかにはなっていませんが、そのあたりのことをなんとなく考えておくと、一連のプロセスにより前向きに臨めるのではないでしょうか。

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